婚活で年収400万以下の男性を足切りする女性に伝えたいこと。

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(約2000文字)

もうすぐ春。出会いの季節のせいか、はたまたワクチンのおかげでパンデミック終息の見通しがたってきたという雰囲気があるのか、婚活を始める人、再開する人も出てきた。

 


私の勤める病院でも、事務の女の子たちも休み時間に婚活サイトを開いてキャピキャピしている。

 


しかし世知辛い世の中だ。男性は35歳以上の女性を排除し、女性は年収400万以下の男性を排除する。

 


しかし年収400万以下をあらかじめ排除して相手を探す女性に言いたい。あなたたちは真の優良物件を見落としている可能性がある。

 


年収300万程度でも、堅実に貯金をし、地に足のついた確実な投資をすることで、長い目で見ればそれなりの資産を作ることができる人もいる一方で、年収1000万プレーヤーと言われて浮かれ、タワマンだ時計だ外車だ付き合いだと浪費して貯金のできない人もいる。

 


私の言いたいのは、見た目の金回りの良さに惑わされると痛い目を見るということだ。

 


時々ネットで「初デートにサイゼリヤに連れていかれた」だの「クリスマスに4℃のアクセサリーをプレゼントされた」だのといった愚痴を見る事があるが、私の見立てでは、こういったことに関してはむしろ野暮ったくて気が利かない男の方が優良物件だと思う。

 


これは私個人の偏見だが、文系の派手な職種の男性は、こういった女性の満足するプレゼントを見つけてくるのがえてしてうまい傾向にある。女性が女友達に自慢できるレベルのアクセサリーをプレゼントしたり、予約の取りにくい話題のレストランに連れてってくれたりするだろう。

 


しかし、こういうタイプの男性はまず絶対と言っていいほど浮気をする。そして結婚した後は釣った魚に餌はくれず、自分自身の持ち物にはお金をかけまくるので、結婚すれば苦労するのは目に見えている。

 


これに対して、理系の研究職などに多いが、服装にも食べるものにも無頓着で、プレゼントもどこかとんちんかんなものをくれたりする人達。医者にもこのタイプは多いが、このタイプは純朴で優しい人が多いので、見つけたら優良物件と心得よう。

 


そう、見た目の金回りの良さは危険なのである。派手なキノコは食べると毒なのだ。見栄っ張りの人の年収1000万は、500万くらい間引いて見といたほうがいい。

 


サッカーやバスケなど、ゴールを決める人間が一見勝敗を決めているように見えるが、スポーツは攻撃力のみで決まるものではない。極端な話、たった一点だけゴールを決めて、後は守りに徹して点を取られないだけでも勝ちなのだ。逆に、たとえ100点とっても101点取られれば負けだ。むしろ大事なのはゴールキーパーなのだ。婚活サイトで年収350万、年収1000万といった情報は、攻撃力しか示していないので、防御力と合わせた総合的な力を見る必要がある。

 


それから、見栄っ張りタイプの人間と一緒になることのリスクは、不測の事態が起きて急に貧乏になった時に脆いということだ。今までの高い生活水準をなかなか下げることができず借金をしたり、不機嫌になったり自暴自棄になったりと精神的にも余裕がなくなり、配偶者に暴力を振ったり酒を浴びるようになってる人もいるだろう。

 


一方でもともと稼ぎが少ないが防御力の強い人間は、月10万もあれば鼻歌交じりに楽しく暮らす能力があるので、不況にも強い。外部の環境に翻弄されたりしないで心穏やかに暮らすことができる。

 


さて、皆さんはどちらのタイプが好みかな。

 


あと、投資は大切だけど、確実にローリスクハイリターンな投資は健康であるということに気づいて、ストイックになりすぎない程度に日々食事睡眠適度な運動を意識しているか、ということもチェック項目に入れておこう。

 

 

 

 

 

 

ここで満を持して、2人の魅力あるブロガーさんを勝手に紹介する。

 

www.rupannzasann.com

luna3018.hatenablog.jp


お二人とも、とても防御力が高い。めちゃめちゃしっかりしておられる。防御力のことを言うと、どうせちまちま、こせこせしていた生き方なんだろうと思うかもしれないが、驚くなかれ、お二人とも月10万にも満たないような支出でありながら、COVID の流行る前は頻繁に海外旅行に行くなど、楽しく節約生活をする達人である。頭がいいんだなぁと思う。目先の年収ばかり追っていると、彼らのような真の優良物件を見逃してしまう。

 


他にもブログ界には魅力のある人々がごろごろいるので、婚活サイトでなくブログの中で探すという手もあるかもね。

 


ちなみに、年齢で足切りされてしまうと嘆く女性には、❶自分自身が稼ぐ❷男性の年齢や年収をもっと妥協して探す、などの手があるが、他には外国語を勉強して海外婚活をするという手もある。日本では賞味期限切れ扱いをされるアラフィフでも、賞味期限のない美食大国フランスでは20代や30代の男性が口説いてくるからね。

 

 

 

ちなみに私は、婚活よりも今、終活に夢中である。

 

 

 

ではまた。

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