仕事や学校が限界すぎて死んじゃうくらいなら聴いて!

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またまたご無沙汰です。

最近、1度だけ触ってすぐに挫折したGarageBandでやっと作曲を始めたので、聴いてくれたら嬉しいなぁ。

感想等いただけたらもっと嬉しい♫

 

慣れてきたら「生きづらさ」をテーマに定期的に曲を作りたい。良いボケ防止の趣味ができた!

 

今回は不登校に悩む子供たち、それから過労死ラインをはるかに超えた残業を続けた末に自ら命を断った若い専攻医を想って作ってみました。

鈍行列車で行こう - YouTube

 

曲名: 鈍行列車でいこう

 

みんなが乗ってる快速電車から
途中で降りてしまった
月曜の午前8時

 

もうがんばれない…
あの日泣いたボクに
キミは教えてくれた

この世界の秘密を

 

集団からはみだしても
競争から降りても
ホントはね
意外とどうにかなったりするよ

 

鈍行列車で行こう
鈍行列車で行こう
途中で降りて深呼吸したら
優しい景色をそこで見つけた

 

各駅停車で行こう
各駅停車で行こう
早いことだけが良いわけないよね
ボクにはボクのペースがあるから

 

 

その次は「誹謗中傷」をテーマに曲を作ってみようと思ってます♪

 

ではでは♫

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肉q、ついに運命の家に出逢う!?

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明確なイメージを思い描くと、それを手に入れることができたりする、そのようなことがしばしば自己啓発本やスピリチュアル系の本で言われてきた。…といってもスピ系はよう知らん。引き寄せの法則とかかな?読んだことないから知らんけど。

これは確かに、イメージを明確化することで、日頃から意識的にも無意識的にもアンテナを張ることが出来るので、漠然と望むよりは実現化の可能性は上がると思う。

 

ということで、家の話。
私は今まで家については無頓着で、人生最初に借りた千葉の船橋のアパートは家賃13000円だった。ある時から猫を飼うようになると、猫は上下運動が好きなので、ロフトや階段付きのアパートや家に目を付けるようになった。今住んでいる神戸の家は、最寄りの駅まで徒歩15分ほど。小さな庭のある2階建てのリフォームしたての小ぎれいな一軒家。家賃35000円。うちに来た人たちには「安さが異常!事故物件じゃないの?」と言われたが、一応大島てるで検索してもうちの家は出てこなかった。隣の家の住人が耳が遠いのか、1階にいるとテレビの音が丸聴こえになってうるさいことを除けば、私にとって全く文句の付け所のない家であった。
そんな家にもかかわらず、新しい家を探した理由は大きくわけて2つある。1つはパーソナルなこと、もう1つは仕事に関連することだった。

 

1つ目のパーソナルなこと。それはそのうち来ると言われている南海トラフに備えるということだ。今の家は海からとても近く、ひとたび南海トラフレベルの地震が来るとなれば、どこかに避難しないといけなくなる。ところがうちには猫が3匹いる。避難に対して協力的でない猫3匹を連れて避難所に行くのは現実的ではない。その上、両隣の家との幅が狭いため、火事にでもなればひとたまりもない。なので、理想としては震災が起こっても避難をしなくてもすむところに住むということだった。ところが私は「和風」をこよなく愛する人間で、マンションに魅力を感じないんだなぁ。なので、自分のイメージとしては、海から離れた、周りを高い柵で巡らした広い庭を持つ家で、たとえ家が崩れても、いざとなれば庭にキャンプ用テントを立ててでも猫と一緒にいれるようなところ。意外とちゃんとした木造作りの古民家はそうそう簡単に壊れない作りになっているらしいので、庭の広い古民家だな。そして、今は職場まで通勤に1時間半かかるけど、もし震災があったら歩いて帰れる距離がイイな。

 

もう1つの理由。これは私の仕事に関すること。これ書くと長くなるから、前回のブログ参照されたし。

 

簡単に言えば、金銭の介在しないクリニックというかカフェ?を作って、私の思う治療のカタチを試してみたいということ。もちろん薬物療法が必要な人は、他の病院にも通って頂くけど、来てくださった悩める旅人には、基本的にはこれまで私が学んできた精神療法を適時駆使しつつも、まずできる限りスマホをオフにしてもらい、ゆっくりお話を聴きながら、畑作業を一緒にしたり、お茶を飲んだり、本を選んだり、猫と過ごしたり…。日中しっかり日の光を吸収して、大地に触れて、風を感じて。一種の作業療法だけど、マインドフルネスにもつながってる。みんな、ネットに繋がり過ぎて、知識を貪欲に求めすぎて、コンテンツを強迫的に消費して、頭でっかちになって他人と比べ過ぎて疲弊しているから、それをちょっとリセットしてほしい。大地に触れていると、あれこれ難しく考えてしまいがちだけど、結局私たちもただの生物、大地の子。いずれは大地に戻るのみ。それが体感できるともっと楽になる。そんな空間でぼちぼちと対話をしたい。

 

さて、そんな私の妄想じみた夢を可能にするかもしれない家をついに見つけた!職場から自転車で30分と近過ぎず遠過ぎず。

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この門を入ると…

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この窓が好き!縁側がある!屋根は葺き替えした方がいいかな。

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枯山水🪨

 

…ところがだ。困ったことに、家を買うといっても、私医者だけど、あまり金ないんだな。数年前にはフランス留学してたし、その前は数年大学病院に勤めてて、実は大学病院のお給料なんて医者の高給取りのイメージからだいぶ外れてるんだよ。研修医よりも薄給だった。友人と仕事帰りに吉野家に行くくらいしか選択肢がなかった。そんなだから、稼ぎ出したのはせいぜいここ数年といったところ。それなのにだよ、私は数年前のある「やらかし」のおかげで住宅ローンを組めないんだな。

「やらかし」というのは、私、フランス留学時にビザの残高証明のためだったかな、預金の残高のほとんどをフランスの口座に移したんだけど、その後それを戻し忘れて、日本の銀行口座からクレジットの引き落としができなくなってたのに、その通知が郵便で日本の家に届いてもフランスにいたから全く気付かなくて、焦げ付かせてしまったというわけだ。なんてこった!支払い能力わりとあるはずなのに、社会的信用がゼロ!

 

というわけで、住宅ローンを組まずに、割賦販売とやらで家を買うことになった。これは、まず手付金に1000万、残りをその後4年で返済ということになる。恐ろしや、他の人が35年ローン組むお値段を4年でなんて、恐ろしや!やっとゴロニャ禍開けたからバリとかマレーシアとかアメリカとかドイツとかいろいろ行こうと思ってたのに、しばらく難しいかも…というわけで、4月末に契約予定!今後は楽しい節約生活を開始します!

(次回に続く…)

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この1年で計画し、実行したことなどあれこれ…

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(約3000文字)

約1年程、地下に潜伏しつつ?あれこれと計画し、実行してきたことがあるので、それについて、数回に分けて語ってみる。

 

私は今、週4の常勤医、週1の非常勤医、週1~2くらいで当直医として働いているが、数年計画で常勤を辞めようと思っている。もしかしたら非常勤も辞めて、フリーの当直医だけしようかな…と考えている。
私の勤める病院は、私に対してかなり待遇がよく、私は甘やかされていると思う。特に怖い人もおらず、給料も私のぬるい働きの割には悪くない。オヤツとお昼寝場所とお散歩がセットで付いてくる(幼稚園児か︎)それなのに、こんな職場を去ろうなんて思う私はかなりのアホにちがいない。

うすうす気づいてはいたが、私は医者に向いていない。特に病院という大きな組織で働く医者となると、全く向いてないと思う。組織で働く窮屈さに耐えられない。私は、働けば働くほど、精神科医療のあり方に対して疑問が膨らんでくるのを感じていた。例えば、次のような時だ。私の勤務する病院では、3回ほど閉鎖病棟内で新型ゴロニャのクラスターが発生した。精神科の患者さんの中には、状況が理解できないでマスクもせず動き回る人たちも多いということで、作業療法はなくなり、部屋は閉ざされ、廊下の自由な行き来がほとんどできなくなり…といった患者さんにとって不自由な生活が続いた。あまりにも動き回る人には一時的に身体拘束もあった。

そこで私は提案した。この病院には大きなグラウンドがあり、今は患者さんも職員も年を取って転倒しやすくなっているからやらなくなったけど、昔はそこで運動会もしていたらしい。私はこう言った。歩ける人達は日中グラウンドで遊んで過ごしてもらえばいいじゃないですか、と。私の住んでいるところは冬でもめったに雪が降らず、今年は降ったけど、例年はそんなに寒くない。動き回る人を閉じ込めたり拘束したりするよりも、動きたい人は外で好きなだけ動かせば、外なら感染のリスクはほとんどないし、運動不足やストレスもなくなる。飛沫を恐れてカラオケもなくなり、クリスマス会の演奏会もなくなったが、外で思い切り歌えばいいではないか。外で演奏会をすればいいではないか。私は病気に対抗する一番の薬は「楽しむこと」だと思っている。
外に出るというメリットは他にもたくさんある。日光を浴びることでうつ状態が改善するし、ビタミンDも活性化し、免疫力がアップし、骨粗しょう症にも良い。それに対して、病院側の返事は、歯切れの悪いものだった。「それはちょっと難しいんじゃない…?」と。とにかく保守的なのである。


そりゃあ私は病院の責任者ではないので、何をそんなに彼らが恐れているかわからないが、結局閉鎖病棟の感染が収束したあと、5,6人の患者さんの足に血栓ができたため、血栓を溶かす薬を飲んでもらわないといけなくなった。しかし抗凝固薬には出血のリスクが伴うため、かなり慎重な使用が必要だ。私が提案したように、患者さんに外で動いてもらうと、転ぶというリスクはあるかもしれない。でも、ベッドでずっと何日も動きを制限されて安静にしてもらうと、今度は血栓ができるというリスクがあるのだ。どちらもリスクがあるのなら、私の方法でもよくないか、と思うのだけど、こうした保守的な考えは、私の病院に限らず、多くの日本の病院がそんな感じなのである。このグラウンド問題に限らず、しょっちゅう意見が合わないことがある。意見が合わないから嫌なのではなく、反対の理由が「今までそんなことはしたことがない」といったような、納得しがたいものだったりするからだ。このような組織となると「リスクをとらないことのリスク」について考えることができないのだ。

そしてこのような疑問が湧いてきても、結局日本の病院で一勤務医として働いている限り、日々の業務に忙殺され、「しょうがない…」で終わってしまうのだ。私はそれはイヤだと思ったので、あと数年、できれば5年くらいで勤務医を辞めようと思っている。フリーの医者として当直などのバイトをこなしながら、やりたいと思っていることがある。それをここで書きながら、頭の整理をしていきたい。

私がいつか独立しそうだという空気を嗅ぎ取るのか、今までに看護師、心理士(師)、事務員からそれぞれ「先生、開業するなら付いていくわ。雇って〜」と言われたことがある。でも彼らがちゃんと暮らせるだけのお給料を保証するためにはある程度保守的にならざるを得ず、そうなるとつまんなくなるので、誰も雇おうとは思っていない。

私がしようと思っているのは、金銭を介在させないカフェである。古民家のようなところをカフェにリフォームして、猫と遊びつつピアノ弾きつつ、客が静かにお茶でも飲みつつ本が読みたいのなら放っておき、話を聞いて欲しいのであれば、話を聞く。もちろんこれまでいろいろ学んできたり臨床をやってきた経験を総動員させて話を聞くのだから、ただではない。お代として…

・家にあるいらなくなった本を送ってもらう。
・絵を描くのが得意な人には絵を描いてもらい、カフェに飾る。
・畑の大根を持ってきてもらう→おでんデーとなる。
・お菓子作りが得意な人にケーキなど作ってもらい冷凍保存し、客が来た時にふるまう。
DIYが得意な人、演奏が得意な人、パソコンが得意な人など、特技に応じていろいろとやってもらう。
・「私には何もない」という人にも、カフェの外の畑の手伝い、お掃除の手伝いなどを一緒にやってもらう。

お金を介在させたくないのは、単にお金のことを考えるのがめんどくさいのと、多くの精神障害を抱えている人はお金がないから、というのと、自己肯定感の低い人たちに色々と手伝ってもらうことで「自分が他人の役に立つことが出来る」ことを実感してほしいことくらいかな。お金を介在させないで、どうやって私が食っていくかといえば、週に2回ほどどこかの病院で当直でもやれば良い。ただ、お金を介在させないビジネスモデルを知らないので(そもそもビジネスと言うかもわからないけど)、どのように運営していくか、似たようなモデルを見つけて学ぶ必要がありそうだ。

公認心理師という国家資格ができたときに「これで日本の精神医療も少しは変わるか」と期待をしたのだけど、実際にはほとんど何も変わらなかった。相変わらず日本の心理師は独立開業をするわけでもなく医者が依頼する心理テストがメインの仕事となっている。本来1番カウンセリングが得意なはずの心理士がそれをやる時間の余裕がなく、代わりに民間の怪しげな資格を取ったエセカウンセラーたちが、悩める人たちの話を1時間2万円で聴くなど、ぼったくりの無法地帯が乱立している。本当に継続的なカウンセリングが必要な人たちが、お金がなくてカウンセリングを得ることができないのだ。

だから私は、お金がなくても継続的なカウンセリングが得られる場所を作りたいと思った。とは言え、今の私では薄っぺらいので、私というコンテンツを充実させるために、もう一度大学に入り、哲学や文化人類学、宗教学など勉強したいと思っている。どこで勉強するかと言えば、やはり授業料の安さから考えてもフランスだろう。と言うわけで久々にフランス語を真面目に勉強し始めたのである。

そして、今ジャズを勉強しているのは、ジャズピアノが流れるカフェにしたいから。

沢山の本と、ピアノと、猫がいるカフェって理想♫

(つづく)
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お久しぶりの肉qです!

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かなりご無沙汰しておりましたが、私のことを覚えてらっしゃる人ってまだおられるのかな?はてなブログをやめるつもりは全くないのだけど、引きこもって活動している場所の居心地が思いのほか快適だったため、こたつから抜け出せない猫のようになっておりました。そんな折、ta-san papaから『はてなブログで書いてください』とメッセージを頂いたので、たぶん私を覚えているの2,3人だと思いますが、一人でもそんな方がおられるのなら…と、のこのこ戻ってきた次第です。

その間、自分の中で温めていたプロジェクトが割と進んだので、進捗状況の報告などもおいおいしていこうと思っておりますが、今日のところは、とりあえずご挨拶まで…。

 

追伸

職場から比較的近い場所に、古民家を買いました!庭で畑も出来そうだけど、今のところは密林と化してます!

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ではまた。

肉q、ハテナやめないってよ。(ナンダヨ、カマッテチャンカヨ)

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新しい遊び場に来て、10日が過ぎた。

新しい遊び場は、まぁ楽しいし、セキュリティのしっかりしている閉じた場所なので安心感はある。でも、私の事をある程度知ってくれているという前提で書くブログと、まっさらな状態から書くブログとは労力が違うので、ちょっと疲れるよなぁ。  

 

今は忙しいといっても、いつかはゴロニャ騒動も収まる。そうすればもうちょっと時間もできるし、さらに何年後かわからないけど仕事を辞めればさらに時間ができる。そう思えば、辞めずに細く長く続けるというのもありだなと思う。

 

何より、今までこの場所で自分が考えてきたことに対して、たくさんご意見やアドバイスをいただいた。そのご恩を忘れてはいけない。私の今後の活動の構想は、はてなのブロ友の皆さんの意見なしには成り立たなかっただろう。皆様ありがとうございます。

 

しばらくあまり頻繁にブログを拝見することができないかもしれないけど、細く長く続けようと思うので、今後ともお付き合いよろしくお願いします。

 

そして、ゴロニャが落ち着いたら、会える人には会いたいなと思う。オフ会、来年あたり実現できたらいいなぁ。以前会った人も、まだ会ったことない人もね。以前会った人、私あれからめっちゃ痩せたからね!以前の記憶はリセットしてね笑笑

 

今日の動画



 

ではまた。

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肉q、はてなを去るかもしれないってよ⁉︎

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(約2500文字)

最近、例の感染症がまた勢いを増しているようで、山の中の精神科病院もやたら忙しくなってきた。連日のように近隣の病院からクラスター化したという知らせが入り、A病院、君もか…Bサナトリウム、またやられたか、ああC病院、君までやられるなんて…、と次々やられているのである。うちの病院ではばたばたとスタッフがやられたが、今回は今のところまだ患者さんの感染は見つかっていない。でもまぁ、時間の問題かもね。

 

とにかくゴロニャ関連でやるべき業務が増えているのと、スタッフが罹ったり濃厚接触者となり休むため、少ない人数で現場を回すということでスタッフも疲弊している。何よりこのクソ暑いのに毎回あの防護服を着て検査をしないといけないのが嫌だよね。汗びっしょりだよ。

 

というわけでいつもよりも忙しくなってはいるのだけど、私が週1で上げている動画を見てくださっている方々からの相談メールには対応している。そんなに深刻でなかったりシェア可能な内容は本人に断りを入れて動画のネタにさせて頂くこともあるんだけど、そうでない、けっこう深刻な内容については個別に対応している。それで解決できたこともわりとあるので、自分としてはやってよかったとは思うんだけど、いかんせん、1人1人の相談にかなり時間を食う。そのため趣味のピアノ動画などは長いことお預け状態で、最近はエアピアノで妄想練習するのみだ。

 

私の動画やサムネを作ってくれている方は、もっと私の動画を広めたいとあれこれがんばってくれるが、私としてはたった260人程度の登録者数であっても、こんなに悩み相談が来るのであれば、まだ仕事をしている今はそこまで登録者を増やしたくないというのが本音だ。

 

もともとあの動画はコンセプト的には、町のめちゃくちゃまずいラーメンを出す、いついっても客がいない店なんだけど、その玄関には「何かあったら駆け込んで下さい」と張り紙がしてある。そう、この店の存在意義はラーメンではなく、ここに何かあったら対応できる人いますよ、と心の片隅に知っておいてほしいということ。だから、ラーメンは食べなくていい、店の前を通り過ぎながら、「あ、まだあのラーメン屋やってんだ…」と思っててくれたらそれでいい。そのため、ラーメンの腕を上げるような努力はしないが、とりあえず週1なにかしらの動画を上げて「商い中」であり続ける必要がある。そのためだけにやっている。だから、あまり登録者増えるとそれだけ個別対応も増えてしんどいので今は増やしたくないという思いと、でもそれでは本当に必要としている人に届かない、というジレンマもある。

 

そんなふうに今はなかなかうまい具合に時間を回していけてないのに、最近は日本読書療法学会に入り、またYoutuberアバタローさんの主催する読書系サロンにも入会してしまった。入会希望者を選考というふるいにかけたのは、おそらくヤバい人を入れないようになんじゃないかな、と思った。実際、メンバーさん達の知的さもさることながら、洗練されたコミュ力にびびる私。読書系ってもっと隠キャなイメージあったのに、ディスカッションとか、美術館オフ会とか、交流密度がなんかすごい。

 

とにかく、すごく賢そうな人ばっかしで圧倒される。

…と言っても、肉qさんは「人がみな自分より賢く見える」病を患っているのでね。そして私の良いところは(自画自賛)、他の人すごそう、と思っても、すぐに「ま、いっか。ひとはひと」と思えるところなので、楽しい出会いがありそう!とワクワクもしている。

 

ここのサロンではいろんなイベントをやってるのだけど、ほとんどは夜だから、早寝早起き型の私は参加できないのね。でもこないだ「Good Morning Cafe」なるものに参加した。これは朝の6時から7時の1時間、みんなZoomで集まるけど、最初と最後にちょっと挨拶のチャットとかして、あとは思い思いに自分の用意した本を読む、というシンプルなもの。ホストさんの用意した音楽を聴きながら読むこともできる。これが読書にちょうどよさそうなBGMをチョイスしてくれている。これ、何がいいって、ちょっと「みんチャレ」みたいな感じで、他の人も読書をしているという環境だと、なんだかんだ読書をしてしまうという。その1時間を捻出するために、仕事に出かけるまでのあらゆる準備を6時までにしておく。

 

いい音楽を聴きながら、猫を膝にコーヒー飲みつつ1時間読書をするってこんなに楽しいことだったって忘れてたわ!

 

で、このサロン内にはそれぞれの趣味に応じた小部屋が用意されている。音楽好き、動物好き、映画好き、などなど。そこでブログを書くこともできるんだけど、正直いって、私にとってはもはや、はてなで書くよりも、ここで書いた方がいいかも、と思ったりした。それはやっぱり、閉じた環境なので、身バレの可能性がほぼなくなるということ。一度身バレを経験した身としては、時々はてなでストレス解消に自分の病院で起こったことなんかを書くんだけど、身バレのリスクから、あまり思い切り書けない。いや、書いてるか。そもそもブログで小金を稼ぐ目的もないのなら、閉じた環境の中で書くほうがよいわけで…

 

あ、でも、皆さんに「行かないで!」などと言わせたいわけではないからね。気を遣わないでね。たとえはてなを去っても、時々そっと皆さんのブログは見に行くと思う。

 

…と、思ってるんだけど、ひとつだけ、私をはてなに繋ぎ止めることがあるとすれば、「私のことを本当に気に入ってくれている」稀有な読者さんの存在なんだよね。ほとんどの読者さんは、まぁ付き合いで見に来てくれてるだろうから、私が書かなくなってもそのうち私のことなど忘れてしまうだろう。でも、ほんのたまに、たぶん2人か3人くらい、ブログが変わってもついてきてくれ、私のブログがどこかでやっていないかものすごく探してくれて「やっとみつけた!」といってくれた人がいた。そういう人が1人でもいる限りは、ここで続けようかな、と思う。コメントは遅れるかもしれないけど、よろしく。

 

今日の動画



ではまた。

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肉q、しょうこりもなく新しいこと考えついたってよ。

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(約2000文字)

前回の記事で、Youtuberアバタローさんの読書系サロンに申し込んだことを書いた。まぁこれは抽選から外れるかもしれないんだけど。それに飽きたらず、今度は、日本読書療法学会なるものにも入会してしまった。

 

実はいろいろ考えることがあってね。

ここ数年、精神分析、オープンダイアログと勉強して、内面の言語化や対話はすごく大事だなと思った。でも、昔から自己主張をよしとしない日本で育った日本人にとっては、人々の前で自分の考えを言語化することそのものにハードルがあるよなぁ…とも考えた。そして再び試行錯誤の森に迷い込んだ私が次に掴んでみたものが、読書療法だったわけ。

 

この療法、日本じゃ全くメジャーじゃないけど、イギリスでは2013年から精神科医が本を処方するということが実際に行われているらしい。

 

いつかぽーぺにゃんカフェ作ったら、そこで本の処方もできたらいいなと考えているんだけど、他にも考えていることがある。でもこれは難しそうなんだよな…

 

まだなんも固まってないんだけど、聞いてくれ。

精神科病院とか、介護系病院で本の読み聞かせをする有償ボランティアを束ねる仕事を作れないかなってね。

私の動画を見てくれた人ならご存知だけど、高齢化が進みすぎた日本では、どこの病院でもだいたい動き回る高齢者は、転倒しないよう車椅子やベッド上に拘束されていて、寝たきりの人たちは日中ついているテレビをぼんやりと見ているだけの生活となっている。これは患者さんの数に対するスタッフの数が少なすぎると言う事があるんだけど、この傾向はAIが導入されるまでは続くだろうね。

 

患者さんを1人にしていると動き回るから拘束、とまるで動き回ることが悪いことのように言われているけど、動き回るのは当たり前なんだよね。彼らにはちゃんと理由があるのだから。ただそこにじっと座っているように言われても、若い頃働き者だった彼らは「どこに行くって仕事に行くに決まっとる」「ご飯作らんとあかんから帰ります」とどこかに行こうとしてしまう。でも、「これ、ちぎるの手伝ってくれませんか」などと作業をお願いすると、どこかに行こうとしていた人も快く応じてニコニコ座っていてくれる。

 

私が考えるのは、ベルトによる身体拘束じゃなく、人間による見守りだ。話をしたり、本の読み聞かせをしたり、一緒に歌ったり、散歩をしたりする。ほとんどのことは、多少の研修期間は必要であっても、看護師ほど高度な専門性を持つ必要は無い。もちろん精神科に入院してる患者さんの中でも、自傷他害のリスクのある患者さんは精神科専門の医療従事者抜きに関わるべきではないけどね。

 

まだまだ元気だけど引退してヒマしてる高齢者とか、生活保護を受けている精神疾患持ちの人でも本の読み聞かせが可能な精神状態であれば参加してほしい。働きたいという気持ちはあっても、時々調子を崩してしまう人達にとって「今日は調子がいいから参加してみようかな」というくらいのゆるさのある場所があったほうがよいと思うんだよね。

 

でもそうなると、難問山積み…

いくら有償ボランティアといっても、ある程度質量共に安定した供給がないと次から頼まれなくなる。そもそも身体拘束のベルトを使っているのは、看護師がほんの少し目を離しただけでも患者さんがベッドから転倒するという事実があるからで、これを人間が代わりにするとしたら、その間中ずっと患者さんが危険行動をしないように目を配っておかなければいけないわけで、それを有償ボランティアができるだろうか。それに受け入れる側の病院としては、何人ものボランティアを建物内に入れることに不安があるだろう。相模原障害者施設殺傷事件のようなことが起こらないとも限らないから。

 

病院側に安心して受け入れてもらえるようにするには、有償ボランティアにきちんとした研修を施して、履歴も考慮して、いわゆる「ちゃんとした人たち」だけを採用すればよいのかもしれない。そういう意味では、看護学生、将来作業療法士精神保健福祉士を目指す学生に実習として一定期間関わってもらうのは有効なことだろうから、それはそれで提言するのもありかなとは思う。(…が、気楽なブログを書くのと違って、ちゃんとした専門紙に提言文を出すのはものくっそ気が重い)

 

それでもね、そりゃあ多少トラブルが発生するリスクは上がるかもしれないけど、私はやっぱり「現在働けてないけど、少しでも社会につながって貢献したい」と思っている精神疾患を持つ人たちにこそ勧めたいんだよね。ちょっとでも自己肯定感が持てる居場所ができたらWINWINだと思うし。

なんとかならんかな…

 

ちなみに私はこれを思いついたけど、自分はまとめ役の器ではないので、誰か代わりにやってくれと切実に思っている。私は有償ボランティアの教育係をやるからさ。オープンダイヤローグの手法なんかも学んでもらって。

 

今すぐでなくても良いので、そんな私の妄想を形にしてくれる方々おられたら、来年あたりオフ会でもしながらアイディアを出し合いましょ。

 

今日の動画



ではまた。

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