最近Twitterでごく短い時間つながった性暴力の被害者の人のおそらくTwitter上の友達からなにやら訴えがあった。
私が最近挙げた鬼畜精神科医に対する注意を促す動画に対しての批判だった。
いわく、「こんな動画を上げるなんてAさんに許可を取ってるんですか。そうじゃなかったらAさんに謝ってください。これはセカンドレイプです。うんぬんかんぬん…」
うーん。この手の訴えよりも、もうちょっとむき出しの悪口のような誹謗中傷の方が私にとっては楽なんだよな。無視しやすいから。
私は謝る理由はないと思ったけど、それを説明したところで、時間を食うだけなので、申し訳ないけどスルーさせて貰いました。彼女達がここを見る事はないだろうけど、言いたかった事はここでちょっと書かせてもらおう。
だいたい、あの動画をきちんと見てくれてたら、別にAさんのことについては何一つ触れてないということがわかるはずなんだけどなぁ。精神科医による性暴力被害者というのはAさんに限ったことじゃないし。
あなたたちが傷つくから見たくないのはあなたたちの自由。私は何もあなたたちのフィールドを荒らしに行ってはいない。自分のチャンネルでやってるだけだ。
ただあなたたちが傷つくからと言って、他の誰かが有用な情報を得ることを妨げる権利はないよね。
彼女の定義するセカンドレイプと私の認識しているセカンドレイプは違うもののようだ。どうやら彼女は、すでに被害にあった人がさらに誰かの言動などで傷ついたら、それをセカンドレイプと呼んでいるようだけど、そんなこと言ってしまったら何の支援もできないんだよね…
日本では「被害者」や「弱者」が傷ついたと言ったら、相手は謝らなきゃいけないような空気があるけど、あれって私はあまりよろしくない風潮だと思う。
と言うのは、被害者や弱者が被害者や弱者であり続けることによって得をするということになってしまったら、無意識でもその場所にとどまることを望むようになってしまう。
よく被害者や弱者同士で「どっちがより不幸か」でマウンティングするのも、こんなこと言ったら傷つけてしまう事を承知で言ってしまうけど、やはり無意識にそのポジションにどこかしら旨味を感じてしまうからなのかな。(代理による)ミュンヒハウゼン症候群等における疾病利得みたいな。
勇気を出してそこからいっぽ前に進めたらいいんだろうけどね…
その点で私は、自らのフラッシュバックのリスクもものともせず、人の為にも行動し続ける冬さんを尊敬します。
偽精神科医じゃないよと言いたくて当直ルーティーン動画あげてみたけど、なんだか余計怪しい動画になった。
ではまた。