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昨日は、とあるweb講演のリハーサルのため、仕事帰りに近くのホテルに寄り、1時間ほどzoomっぽいアプリを使ってミーティングをした。なんでわざわざホテルで、というのは、家ではうちの猫の妨害が必至だからだ。パソコンを開くと必ず、ディスプレイをわがままボディで塞ぎ、キーボードに乗り、謎の暗号を連打し、かまってあげないと鳴き続け、部屋から閉め出すと、鳴きながら戸をガリガリやりだすのだ。ピアノについては、意外にも邪魔をせず協力的なんだけどね。
この神戸は舞子にあるホテル、部屋からの眺めも良いし、大浴場があるのは良いんだけど、肝心のwifiが不安定という欠点があった!おかげでもともと得意ではないオンラインに途切れるwifiという最悪な環境で、先方にもご迷惑をかけてしまった。次回はもっとよいホテルに泊まる予定なので、wifi環境が良いことを祈る。
このホテル、4つ星の割にはとても安い。なのであまり期待してはいけないのだけど、私の自分へのご褒美のマッサージと、ルームサービスのシャンパンがぁぁ…!ないなんて、ちくしょう!
今回、たまにはちょっとゆっくりしようと、翌日の午前中だけ仕事を有休にした。そして、ホテルで朝食を取った後、ホテル周りを散歩した。2時間くらい散歩したんだけどね、散歩、やっぱ楽しい! いつもはウォーキングをするときは、イヤホンをして耳から読書をするのだけど、イヤホンを忘れたので、散歩に集中した。すると、散歩中って、いろいろなアイディアが沸くね。たまにはイヤホンを付けずに散歩するのも悪くない。
孫文記念館
どんなアイディアが沸いたかというとね、私、老後はポーぺニャンカフェをやって、ピアノを弾いたり猫と戯れたりしながら、ほんのたまにやってくる迷える子羊にお茶をふるまい、お話を聴くようなことでもやろうかな、と思っていたのね。でも、気が変わった。雨の日はカフェをやり、晴れた日は、散歩をすることにした。うちの母、ちょっと変人で、あまり社交的ではないんだけど、ものすごく歩く人なのね。70代でも、以前神戸に来た時、万歩計2万歩くらい記録してたくらい。で、その母が、最初は一人で散歩していたんだけど、そのうち『一緒に歩いてもいいですか?』と尋ねる人がひとりまたひとりと出現して、そのうち『歩け歩けの会』というものになったのね。
それを思い出して、私が歳を取ってヒマになったら、事前にいついつどこで歩くかをブログなどで告知しておくから、私と歩きたいモノ好きな人がいたら参加して、雑談するもよし、悩みを打ち明けるもよし(ただし解決するとは限らない)そんなふうに生きようかな、と考えた。散歩コースも、飽きっぽいから毎回同じというわけでなく、いろいろハイキングコースなど、調べて実施する。大勢でわいわいと大人の遠足になるもよし、2人でしみじみと語りながら歩くもよし…。私はとにかく歩くの大好きどんどん行こうの人だから、何時間も歩いてしまうので、参加したい人は、すべての行程を付き合う必要はなし。散歩は、近所の時もあるけど、北海道から沖縄まで、どこでも、皆さんがおすすめのハイキングコースなどを教えてくれたら、そこを歩くかな。
母は『歩け歩けの会』だったけど『アルケーの会』でもいいな。アルケー、万物の根源。『なぜ生きるか』のような哲学的な命題を、難しい言葉を使わずになんちゃって哲学を楽しむのもいいよね。哲学者に怒られそうだけど。
アリストテレスだったかな、逍遥学派といって、ぶらぶら歩きながら、そんな話を弟子としていたとのこと。
楽しそうじゃない?たくさん歩いて景色を満喫しながら、話をする。私はそこでは診察も治療もしない、かわりに無料なので、来たければ来たいときに来たいだけ来れる。そんなぶらぶら歩きの会を作ろう。…とそんなことを今日いきなり思いついたわけさ。
そしてお昼。仕事に行く前に最寄りの駅のピアノを弾いた。今日は国公立大受験の前期日程だから、『負けないで』でも弾こうかなと思ったけど、よく考えてみたら、昼の駅構内に受験生がいるわけがない。みると、私よりちょっとばかし年上のお兄さんお姉さんがおられたので、『なごり雪』と『卒業写真』を弾いたら、これがお兄さんお姉さんにヒットしたようで、ピアノにじりじりと近寄ってこられた。そして終わったら『ハナミズキ』を弾いてと頼まれたので弾いた。すると次の人が米津のなんか弾いてと言うので、Lemonを弾いた。関西のおばちゃんはやっぱ積極的だね。楽しかった!
こうして私のプチ休日が終わった。さて、午後から仕事だ。
私は認知症になることを恐れない!そう思わせてくれた2冊の本を紹介します。
— 肉q (@Nickq1121) 2022年2月25日
【認知症】なってしまったら人生オワコン⁉︎ 「東大教授、若年性アルツハイマーになる」「明日のわたしは、だれ?」を精神科医が読む。 https://t.co/7wtkLRTgkc @YouTubeより
ではまた。