日中に、たまった書類を仕上げ、その後てんかん重積発作の患者さんの対応に追われ、やっと当直室で一息つく。
お茶を入れ、なにげにYouTubeのおすすめに入ってきたユニコーンのMaybe Blueを見ていた。民生若いなぁと思いながら、なんだかその頃の事をぼんやり思い出した。
もちろん民生だけでなく、あの頃私も若かった。広島の山の上の田舎の短大でのんびりとぐーたらしながら、楽しみと言えばその短大に一軒だけあるスーパーでみんなで別マを回し読みしたりアイスを食べたり…そんな他愛ない日々だった。
あの頃、軽音部に入ってドラムやってたなぁ。でも腱鞘炎になったからキーボードに変えたけど。そんで軽音部の他のバンドの子達がユニコーンのコピーバンドやってたんだった。
私の通ってていた短大のある田舎には、割と寺が多かった気がする。そんで友達数人でどこかの寺(いや神社かな?)で、その神社の池に小さな紙の船を浮かべ、その上に石のようなものをそっと置いて、船が沈んだら結婚という占いがあった。皆で誰が1番最初に結婚するかとか言いながらキャーキャーと浮かべたもんだった。そしてなんてこった。私だけがいつまでたっても船が沈まないという。笑
肉q、結婚できないってどーするー!?
みんなにからかわれる私。
そして、お寺恐るべし!私以外はほんとに結婚してしまった…
あの頃…
別マ読んで、バンドして、バイトして、先のことなんて1つも考えたことがなかったあの頃…
まさか自分の人生がこんな摩訶不思議なものになるとは思いもせなんだなぁ…
人生ってつくづくおもしろい。
ではまた。